マジカル みすてりー ツアー2
おんせんは、どこから湧くのでしょう。
源泉の管にもぐって探検することが出来たらいいのになぁと想っていたら、
ある日、こんなことばが湧いてきました。
おんせんを、見たいと思う。
50ミリの源泉湧出口に入り込み、どんどんどんどん地下にもぐり、おんせんの元までさかのぼってみたいと思う。
湧出温度は57度だが、1メートルもぐるたびに温度は上昇し、とてもとても耐えられないかもしれないが、
とにかく、なぜか、おんせんの元まで行きたいと強く思う。
体が溶けてなくなってしまうかもしれない。
皮膚が溶けて、内臓が溶けて、目も脳も溶けてヒラヒラになってしまうかもしれない。
だけど、とてつもなく、人一倍、性懲りもなく温泉の元にたどり着きたいのだ。
思うのだか、そこにはとても大きな、怖い顔をしたおんせんの神様が居て、
いつもいつものどの渇きに飢えていると思えば、神様の欲しいものは一滴の水かもしれない。
水は雨? それとも川から浸透する濾過された純粋なH2O?
神様ののどを潤すには一滴だけで足りるはずも無く、もっともっとたくさんの水が必要に違いない
やがてのどの渇きに我慢できなくなった神様は赤い火の粉を口から噴き出し、
大地に大きな口をあけ、降りしきる雨を口の中にいっぱい溜め込みゴクリと飲み干す。
たらふく水を飲み込んだ神様は、生理現象をもよおしたようだ。
地表に向けていきよいよく放出したオシッコは、
さまざまな岩石を溶かして、イオンを内包した体に心地よいおんせんに姿を変え、
今日も人々の暮らしに役立っているのかもしれない。
さぁ、鬼首に端を発して川渡に至る"地下にうごめくマグマの鼓動"、、、探検開始です。
出発点は田代川に沿った林道
ここから、ツアーが始まります。
秋になれば真っ赤に燃える紅葉のトンネル、田代川
片山地獄までの途中に見える、鬼首カルデラの外輪山.須金岳
そして突然、奇妙な平場が現れます。
荒湯地獄です。
車のエンジンを切れば、どこからともなく「ゴォー ゴォー」という音に混じり、
「ボコッ ボコッ」というガスと一緒に熱湯の噴出音まで耳に届くのです。
ここから一気に坂を下れば、
片山地獄の地熱発電所。
1メートルもの掘削口が何本もあり、想像を絶する湯気の柱が天空めがけ立ち上っています。
展示室には、このようなものがあります。
[アースシアター] 大型プロジェクターにより、地熱発電と地熱エネルギーについて、マジックビジョン方式で紹介。
[地熱発電のしくみ] グラフィックパネルと各設備の模型を利用して、ナレーションで「地熱発電のしくみ」を紹介。
[鬼首の魅力に触れる] ラストマップと写真とともに設置されたスイッチに触れ 、現地の雰囲気や質感を彷彿させる音響が流れる。
そして最後は、温泉の神様が祭られている「荒雄川神社」です。
ここには、後藤貞行作の木彫りの彫刻.金華山号が祭られています。
金華山号は、鳴子町鬼首で産まれ明治天皇の御料馬として献上され、
明治天皇の数ある御料馬の中でも特に寵愛を受けました。
現在、明治記念館に剥製として保存されています。
いかがでしたでしょうか?
当館では、このようなツァーを、
3泊以上 2名様[お一人様.3,000円]までのオプションでセットいたします。
もちろん、お一人でも結構です。
案内役の私が留守にしない限り、いつでもok。
ご予約はから。
電話でも受け付けております。[tel 0229-84-7220]
電話の場合も「おぷしょん2」は、忘れずに、、、。