今年の田んぼ


今年は、いつもと違うことをしてみました
新たな挑戦です

挑戦といえば聞こえはいいのですが、当たり前の事をしただけと言った方がいいのかもしれません
米作りのイロハさえ、判っていなかったことに気付かされました

昨年のことです
余りにも生育にばらつきがあったので、遅れを挽回するために追肥を試みました
分けつ期に入った田んぼを、肥料やさんと一緒に見廻った祭に、こんなことを言われました
「コンバインで飼った藁を均一にしないと、こんな風にばらつくんですよね。
藁が土の中で分解する時に、多量の窒素を必要とするので、
基肥の窒素が不足した部分は分けつが悪くなります」
恥ずかしながら、目から鱗でした

ありがたい指導に従い、昨年の秋耕では、田んぼの藁を均一に散らかしてから、丁寧に耕しました
そして、今年の春もいつもより丁寧に...代掻きは、藁を漉き込むように水を少なめにしてやってみました
そうすることで、田んぼに水を張っても藁が浮かなくなったのです
結果、藁も大事な肥やしとして立派に務めを果たしたということになります

普通にやっていれば、田んぼは正直に答えてくれますね.....


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